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2019.11.15
日本橋のビル街でリンゴや地酒即売 弘前市 商議所など4団体
 
       
今年も好評を博したリンゴ即売会
 東京・日本橋のビル街で14日、弘前市産の旬のリンゴが即売されたほか、加工品や地酒なども販売され、多くのサラリーマンらでにぎわった。

 弘前市と弘前商工会議所、弘前市物産協会、弘前観光コンベンション協会の4団体で構成する「BUYひろさき推進本部」が主催。昨年に続いて青森銀行の協力を得て、同行東京支店が入居する日本橋・東短室町ビル1階ロビーとビル前に販売コーナーを設置した。

 このうち人気のリンゴ即売は、同市の「まさひろ林檎園」(工藤昌弘さん代表)が約1000個を用意。旬のサンふじや王林に加え、おいらせ、ぐんま名月など産地でも珍しい品種も販売。午前?時半からの販売開始と同時にサラリーマンや買い物客らが次々と買い求め、昼過ぎにはほぼ完売した。

 ロビーでは市物産協会がリンゴジュースやリンゴ酢などの加工品、津軽塗などの工芸品を用意。

 地下1階のカフェでは、?日から?日まで弘前産の食材を使ったランチメニューを提供しており、常連客らが弘前の味を楽しんでいた。

 同行東京支店の一戸良介支店長は「昨年売り切れたリンゴは数量を増やしたが、天候にも恵まれ、売れ行きも好調。即売会は地方の良品の販路拡大や販売促進へのきっかけになる。今後も機会を増やとして県産のおいしいものをPRしていきたい」と語ったた。