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2019.11.12
県産食材で創作料理 ボワヴェール 恒例 高木恭造ナイト
 
       
高木恭造の詩を朗読する中村さん(右)と山内さん
 本県食材をモダンにアレンジしたフレンチを提供している東京・新橋のレストラン「ボワヴェール」(川口かずのりオーナーシェフ)で9日、恒例の津軽弁イベント「高木恭造ナイト」が開かれた。
参加した30人は、方言詩人高木恭造(青森市出身)の詩に耳を傾け、県産食材を生かした創作料理を味わった。

 会場では、高木の孫で紀行作家の山内史子さん(青森市出身)と元福島テレビアナウンサーの中村雅子さん(青森市出身)によるトークセッションが行われた。
生前の高木の思い出話や津軽弁の美しさ、魅力が語られたほか、中村さんが高木の詩を感情たっぷりに朗読した。

 県職員で構成する「あおもりの肴チーム」によるマグロの解体ショーも行われ、参加者は深浦産の新鮮な刺し身を味わったほか、ニンジンの子和(あ)え、切り込みニシン、サバのカルパッチョなど数々の創作料理を堪能した。