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2019.10.21
勇姿にありがとう 矢澤一輝選手(西目屋村教委)  村の児童20人応援
 
       
西目屋村から応援に駆け付けた児童と矢澤選手(後列中央)
 東京都内で20日行われたカヌー・スラローム東京五輪競技日本代表選手最終選考会の会場には、西目屋村教委に所属する矢澤一輝選手を応援しようと、同村の関和典村長や村関係者、児童20人が駆け付け、盛んに声援を送った。

 石戸谷雅子西目屋小学校長によると、会場を訪れた児童は4〜6年生で、中には白神カヌークラブに所属する児童も。矢澤選手はクラブにおける指導のほか、学校前での朝のあいさつ活動に参加するなど、日ごろから児童と交流している。

 矢澤選手は準決勝でのミスが響いて日本代表を逃したが、コースサイドで声援を送った西澤航成君(6年)は「いつもよりかっこいい姿を見せてくれた。ありがとうと言いたい」と目を輝かせた。

 関村長は「ナイストライだったと思う。矢澤選手には今後もイタリア代表チームの東京五輪事前合宿、2025年に本県開催予定の国民スポーツ大会におけるカヌー会場の準備などに関わってもらう」と語った。