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2019.10.20
県人の力作 目を引く 28日まで  国立新美術館で二紀展
 
       
県人作家の力作が目を引く第73回二紀展
 第73回二紀展が、東京・六本木の国立新美術館で開かれている。
準会員の三村紗瑛子さん(おいらせ町)の作品「いつも何処かに」が、損保ジャパン日本興亜美術財団賞に輝くなど、県人作家の力作が注目を集めている。28日まで。

 本県関係では、弘前市出身で絵画部委員の小柳吉次さん(都内在住)が「郷」を出品。
植物画を芸術的に表現したボタニカルアートの国内第一人者らしく、岩木山神社のスギの木立を繊細なタッチで描く一方、強い生命力も感じ取れる作品に仕上げた。

 準会員の新渡戸ひろみさん(八戸)は「真に向かう」を出品。一般の斉藤一民さん(弘前市)は「今は昔」、倉内尚子さん(平内町)は「猫車U」、安田晋司さん(むつ市)は「群れ(行方)」で入選。中村しおんさん(十和田市)が「風雪I」で初入選を果たした。