スイーツを試食する谷村さん（左）と川口シェフ 　「青森りんごの魅力体感〜りんごでアフタヌーンティー〜」（主催・青森県りんご対策協議会、集英社）が９月２８日、東京都内で開かれた。 参加した約６０人が県産リンゴを食べ比べたり、小説家の谷村志穂さんのトークショーなどで楽しい時間を過ごした。 　県産リンゴの本格シーズン到来をＰＲするとともに、谷村さんのリンゴエッセー「ききりんご紀行」（集英社）の文庫本ＰＲを兼ねて初めて企画した。 　３部構成のイベントは、はじめに県産リンゴ５品種の食べ比べが行われた。参加者からは昨年５月に品種登録された「紅はつみ」について、「甘みも酸味もあり、いくらでも食べられそう」などと好意的な声が上がった。 　２部は県産食材を使った料理で人気を集める「ボワヴェール」の川口かずのりオーナーシェフによる「ミニ料理教室」。 ３部は谷村さんのトークショーが行われ、「リンゴを追いかけることがライフワーク」という谷村さんが、「同じ『ふじ』でも作り手によってこんなにも違いがあるのかと驚いた」とリンゴ栽培の奥深さを紹介する場面もあった。