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2019.10.05
県人作家の油彩画も展示  一期展
 
       
県人作家の力作など250点余が展示されている一期展
 第54回一期展が東京・六本木の国立新美術館で開かれている。

本県からは委員の一戸せい子さん(青森市)、会友の葛西浩三さん(五所川原市)が油彩画を出品、葛西さんは佳作賞を受けた。

14日までで、8日は休館。

 一期会は趣味や画家を目指す人から画家まで、さまざまな動機・立場の約200人が参加する美術公募団体。出品規定など基本的な決まりを除き、制作姿勢、出品、参加は基本的に自由。

 一戸さんは奥入瀬渓流の銚子大滝を題材とした「優美なる大滝」を出品、木々の緑と水のグラデーションが目を引く。葛西さんの「日本海の落日」はオレンジに染まる空と海とが印象的な作品となっている。