「緑化推進運動の総理大臣賞を受賞した柏木農業高校の ��野校長（中央）、浅利成就教頭（左）、斗澤伸浩農場長（右） 　平川市の柏木農業高校（��野浩輝校長）が今年度の緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰に選ばれ、都内で２６日開かれた「第１３回みどりの式典」（内閣府主催）で表彰された。 　同校の緑化活動は校舎移転後の１９７９年ごろから始まり、「大石武学流庭園」や「洋風庭園」が造成されたほか、?年の創立?周年記念事業で「柏農の森」づくりを行い、自然豊かな農業高校としての地位を確立。 　９０周年記念事業では生徒や地域住民が四季を通じて樹木や花の香りを楽しめる空間を創造するとともに、「日本一のハンカチツリー並木づくり」なども行っている。 　校外でも花壇の植栽といった地域環境の美化活動をはじめ、地元幼稚園などを招いての植樹体験活動、白神山地周辺の生態系保護など多彩な活動を展開。地域の魅力を再発見するとともに、生徒と教員が一丸となり、校内外で特色ある環境緑化活動を推進している。 　式典後、��野校長は「住民や保護者らと一体で活動してきた成果を評価してもらった。学校だけでなく地域にも喜びを伝えたい」とし、生徒には「（今回の受賞で）自信を持って成長するとともに、地域社会に貢献できる人間になってほしい」と語った。