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2019.3.14 | |||
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イタリアオペラ界最高峰のミラノ・スカラ座で活躍するピアニスト吉川隆弘さんが5月、初の東北公演を弘前文化センターと五所川原市の太宰治記念館「斜陽館」で開く。 吉川さんは陸奥新報社東京支社を訪れ、「初めての地でのソロリサイタルには二つのパターンのプログラムを用意している。いろいろな面の自分を知ってもらいたい」と意気込みを語った。
吉川さんは兵庫県西宮市出身。東京藝術大学卒、同大大学院修士課程修了。 1999年にイタリアへ渡り、アルトゥーロ・ミケランジェリさんのまな弟子アニタ・ポリーニさんら著名ピアニストに師事し、数々の国際コンクールで優勝した。CD発売やリサイタル開催など幅広く活躍中で、スカラ座のソリストとしての演奏は高く評価されている。 ミラノ在住で、日本国内では毎年春と秋、東京と大阪を中心に公演を行っている。今回はスタッフが本県出身という縁で企画。自身が太宰治の愛読者であることも重なり、斜陽館での公演も決まった。 弘前公演はベートーベンやショパン、五所川原公演ではモーツァルト、ドビュッシーを演奏する予定。 「ご縁を頂いた弘前と憧れの太宰の生家での公演。CDやユーチューブとは違った生の演奏を楽しんでもらいたい。これをきっかけにまた次も呼んでもらえたらうれしい」と語った。 弘前公演は5月18日午後2時から、五所川原公演は同19日午後6時30分から。 チケットは全席指定で、弘前が前売り大人2500円、五所川原が同2000円。 当日券など問い合わせは ・弘前文化センター(TEL 0172−33−6571)、 ・斜陽館(TEL 0173−53−2020)、 ・イプシロン・インターナショナル(TEL03―6421―8131) |