積極的に活動したい」と意気込む万次郎女さん（左） 　津軽民舞踊の流派「尾原家流」宗家の家元を務める尾原家万次郎女さん(７２)＝本名・増田久子＝が６日、県庁に三村申吾知事を訪ね、東京都内での活動を報告した。 　万次郎女さんは東京都を活動拠点に、都内や千葉県、愛知県、熊本県に４支部を設け、全国に弟子を持つ。１年ほど前に、自身と実父で創始者の万次郎さんの出身地である鶴田町に支部が誕生した。 　鶴田支部の中野●（けん）司会長(元鶴田町長)が、都内で開いた新年会に、１００人を超える観客が集まるなど、その活躍ぶりを三村知事に紹介したいと考えたのがきっかけ。中野会長や齊藤直飛人県議ら地元議員とともに、表敬訪問した。 　中野会長が活動を報告した後、万次郎女さんが「ますます活動を積極的にしていきたい」と意欲を示し、三村知事も「多くの人を手踊りで楽しい気持ちにしているのは素晴らしい」と激励した。 ※　　●「堅」の「土」が「手」