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2019.2.2
力作に栄誉 喜び実感 JA書道・ポスターコンクール 工藤さん(黒石)ら表彰
 
       
 JA共済連の第62回全国小・中学生書道コンクールと第47回同交通安全ポスターコンクールの表彰式が1日、都内で行われた。書道・半紙の部で黒石市の工藤紗弥佳さん(15)=附属中3年=に農林水産大臣賞が、交通安全ポスターでは弘前市の佐藤彩妃さん(6)=致遠小1年=らに警察庁長官賞が贈られた。                 

書道・半紙の部で農林水産大臣賞に
輝いた工藤さん
交通安全ポスターで警察庁長官賞に
輝いた佐藤さん

工藤さんは「先生から受賞を聞いて最初は驚いたが、その後でうれしさがこみ上げた」と振り返る。
 作品は夏休みの課題で書き上げたもので、「全体のバランスに気を配りながら100枚以上書いた」とし、小学5年から始めた書道について「書いているうちに自分でも上達していると実感できる」と魅力を語った。

 佐藤さんは「夏休みの宿題で描き、先生にも褒められ、うれしかった」とにっこり。
 以前からライトを点灯した車が人の顔に似ていると感じており、「タイヤを塗るのは難しかったけれど、車の顔は上手にできた」と満足げだった。

 また、交通安全ポスターでは青森市の對馬修誠さん(13)=横内中1年=も警察庁長官賞に輝いた。對馬さんは「飲酒運転による事故のニュースを見てテーマを決めた。将来や家族のことを考え、飲酒運転はやめてほしい」と話した。