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2018.3.10
ホットアップルサイダー 試飲通じて魅力発信 青森中央学院大生 通行に呼びかけ
 
       
懇初めて都内で試飲会を行った研究会のメンバー
 「ホットアップルサイダー」の地域ブランド化に取り組む青森中央学院大学(青森市)の学生チームが8、9日、東京都内で試飲会とアンケートを行った。
学生たちは「東京で認知度がアップすれば、全国にも知られるはず」と、通行人に試飲を呼び掛けた。

 同大経営法学部の有志学生チーム「ホット―A研究会」では、同市がリンゴ産地としての印象が薄いため、ホットアップルサイダーの地域ブランド化を通じ、魅力を発信することを考案。同市での試飲会や、メニュー化の可能性を調査するなど活動を展開している。

 都内での試飲会には同研究会の学生5人が参加。3年の室谷春夏さんと原田あさかさんは「試飲した人には興味を持ってもらえたと感じた。多くの人に味わってもらい、魅力を発信したい」と意気込みを語った。
同大地域連携センター長の高山貢教授は「地域資源をどう開発して売り込むか、活動の集大成として企画した。学生が東京でものを売る経験もなかなかない」と話した。