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2017.10.26
本県のうまい酒ずらり 楽しむ会&大鰐物産展 
                    もぎたてリンゴや温泉もやしカレー 
盛況で完売も
 
       
 東京で本県の地酒を味わえる「青森の地酒を楽しむ会&大鰐物産展」が22日、荒川区日暮里のホテルラングウッドで開かれ、都内外から参加した約100人が、本15蔵元20種類の地酒を楽しんだ。 

飲み比べをしながら青森の地酒を楽しむ参加者たち
 都内のサービス会社ADEKAライフクリエイト(林崇弘社長)、プロジェクトおおわに事業協同組合(八木橋孝男理事長)、そうま屋米酒店(相馬康穫代表)の共催で、青森のうまい酒と大鰐町の魅力を紹介することを目的に開かれている。

 会場中央には「豊盃」「田酒」「陸奥八仙」など、県内を代表する日本酒がずらりと並べられ、参加者たちは次々と飲み比べたり、写真を撮ったりして楽しんでいた。

 弘前市からは三浦酒造の松岡幸治営業企画部長が駆け付け、出品した4種類について蔵元ならではの説明をしながらPR。一般発売前の「豊盃 大寒仕込み」には長い行列ができた。

 物産コーナーも盛況で、もぎたてのリンゴ、大鰐温泉もやしを使ったレトルトカレーなどがあっという間に完売した。

 都内で飲食店を営む広富健太さん(32)真由香さん(32)夫妻は「飲んだことのない種類がいっぱいあり勉強になった。今後(自店の)メニューに入れたい。同業の方など新しい出会いができたのも良かった」と話した。
初回から毎年参加しているという日野市の横山大悟さん(36)は、「地酒以上に、大鰐町のファンで何度も現地に行った。これからも応援したい」と語った

 5回目の今回は、同会の趣旨に賛同した同ホテルの役員が、自身の出身地・大分県の物産を提供。相馬代表は「酒・物を通じて人のつながりができた。10回、20回と重ねて輪を広げていきたい」と語った。