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2017.2.11
青森出身・林さん絵画展  パリ題材など45点   
 
       
パリをテーマにした作品の前に立つ林ひろ美さん

 青森市出身の洋画家林ひろ美さん(東京都港区在住)の個展が15日まで、同区北青山のギャラリーコンセプト21で開かれている。

 林さんは古里の「ねぶた」、家族で渡仏した「パリ」をテーマに取り組んでいる。今回は油絵35点、水彩画10点を展示している。

 今回はパリの作品を多めに出品。
ナイフを筆代わりに荒削り感を出した「セザンヌのアパルトマン」、女性の服の赤色が印象に残る「友達二人」や「二人のたばこを吸う女」などが目を引く。

 ねぶたでは、林さんの作風である赤とピンクを基調に、優しいタッチでハネトなどを描いた「ねぶた祭り」や「暫(しばらく)」などが展示されている。

 林さんは「作品を見て和んでいただければうれしいです」と話していた。