白神めぐみ寿司」がお披露目された会場 ＝３０日、東京都内 　弘前市は３０日、東京都内で、世界自然遺産・白神山地の恵みを受けた食材を使った料理「白神めぐみ寿司（すし）」をお披露目した。 食を通じて弘前の魅力を発信する取り組みで、北海道新幹線開業に伴う「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」に合わせて７月から弘前市内の飲食店で提供する。 　７、８月は首都圏の四つのホテルでも提供することになっており、３０日はそのうちの一つホテルメトロポリタンエドモントで料理を首都圏の旅行会社の関係者ら約７０人にお披露目した。 　同市の山本昇副市長が取り組みの狙いを説明した後、出席者たちはヒラメの握りずし、切り干しダイコンとホタテのあえ物など数品を堪能した。 　旅行会社関係者の一人は「見た目が凝っており、おいしい」とし、「（料理の）特徴を一言で説明できるフレーズを新たに考えれば、より売り込みやすいのでは」と語った。 　お披露目のセレモニーは４日、弘前市内でも行われる。