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2016.4.16
ピアノで奏でるロシアの抒情  一世さんとデュオ公演 「哀愁の旋律聴いて」 
 
       
 青森市出身で東京都在住のピアニスト本間由貴子さんが5月15日、青森市でピアノリサイタル「ロシアの抒(じょ)情(じょう)」を開く。
ゲストに国際的に活躍している一世(issei)さんを招き、ピアノ2台でチャイコフスキーの「くるみ割り人形」などを演奏する。

陸奥新報社東京支社で5月15日の
リサイタルをPRする本間さん
 本間さんは青森高校から国立音楽大学に進学。
2010年の近・現代音楽コンクールで入賞。
14年には青森市民ホールで「贅沢(ぜいたく)な午後」と銘打ったピアノ・デュオ公演を開催。5月はその第2弾。

 ゲストの一世(issei)さんは1992年、国際コンクールや国際オーディションの優勝・入賞経験者だけで行われる第1回モスクワ国際マスターズピアノオーディションで最優秀賞を受賞。
その後にモスクワ音楽院・大学院博士課程を修了した芸術学博士。

 リサイタルではバレエ音楽の「くるみ割り人形」、ラフマニノフの「ピアノソナタ第2番」を演奏する。全曲一世(issei)さんの解説が付く。

 本間さんは「『くるみ割り人形』はオーケストラ的な原曲。それをピアノ2台で表現する。ラフマニノフはいかにもロシアといった哀愁漂うメロディーが特徴。地元の皆さんにぜひ聴いてほしい」と話す。

 「ロシアの抒情」は5月15日、リンクモア平安閣青森市民ホールで午後2時開演(開場同1時30分)。
全席自由で大人2000円、高校生以下無料。
チケットは同ホール、リンクステーション青森、成田本店しんまち店などで取り扱っている。

問い合わせは携帯090―4439―8460へ。