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2016.4.16
農水生産者を支援  神楽坂  「北のフード館」 開店 
 
       
東京・神楽坂にオープンした
北のプレミアムフード館
本県などのこだわりの逸品が並び、
にぎわう店内
 本県、秋田、岩手、北海道の4道県の農水産品などを販売する「北のプレミアムフード館『kita―pre』」が15日、東京・神楽坂にオープンした。
物産販売や商品の共同開発を通じて生産者の所得向上などを目指す。
今後、都内などに複数店舗をオープンさせることも視野に入れており、出店効果を高めたい考えだ。

 店舗は、東京青森県人会の前会長・清藤良則さん=青森市出身=が代表を務める「エス・シー・シー」(東京都)が運営。
6階建てビルのうち1、2階で物産を販売、3階にカフェを設けた。
今後増築してレストランや、食材の食べ方などをPRするイベントコーナーも設ける計画。

 1次産品のほか加工品も販売し、取り扱う商品は800種類程度になる見通し。
店舗での販売だけでなく、ネット販売も行う。営業時間は午前?時〜午後8時、年中無休。

 清藤さんは、本県などが高品質の食材を供給している一方で人口減少や生産者の後継者不足といった問題を抱えていることに触れ、「農水産業の安定経営をサポートしたい」と狙いを語った。

 15日は店舗前で関係者がテープカットをしてオープン。店内は大勢の客でにぎわった。