西川福井県知事から感謝状を受け取る蛯名副市長（右） 　ふるさと納税やＵ・Ｉターンを促すイベント「ふるさと・いいこと・フェア」が１１日、東京都港区で開かれた。 ふるさと納税に弘前城本丸石垣修理事業を応援するコースを設け、「ふるさと納税未来大賞」に選ばれた弘前市に感謝状が贈られた。 出席した蛯名正樹副市長は「納税という形で１００年に一度の大事業に関わることができる点をしっかり評価してもらったと思う」と語った。 　フェアは、本県など全国１３県の知事でつくる「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」が主催。 「ふるさと納税未来大賞」には弘前市、岩手県、北海道東川町、埼玉県宮代町、岐阜県笠松町が選ばれた。 　蛯名副市長は、同ネットワークの世話人を務める西川一誠福井県知事から感謝状を受け取った。 　大賞に選ばれたことを受け、蛯名副市長は「（２０１４年度に始まった）石垣修理事業は１０年かかる。全国的に歴史や城に注目が集まっており、納税制度を通じて周知していきたい」と語った。