全国共済農協連合会が主催する今年度全国小・中学生書道・交通安全ポスターコンクールの表彰式が５日、東京都内で行われた。書道・条幅の部で、鎌田泰輔君（青森市本郷小２年）が大賞「文部科学大臣賞」を、ポスターでは、山下來心（くるみ）さん（西目屋小３年）が大賞「内閣府特命担当大臣賞」をそれぞれ受賞した。 ポスターで「内閣府特命担当 大臣賞」を受賞した山下さん 書道・条幅の部で「文部科学 大臣賞」を受賞した鎌田君 　書道コンクールは条幅、半紙の２部門があり、２種類の大賞を計１６人が受賞。 ポスターコンクールでは４種類の大賞を計１２人が受賞した。 　鎌田君は、「あゆみ」という文字を力強い筆遣いで表現し、受賞を「うれしい」と素直に喜んだ。父の一郎さんによると、鎌田君は何事にも熱心な性格で、今回の作品も筆の払い方などに注意して何度も書き直した。 　山下さんは、傘を差して自転車に乗る児童を描き、「あぶない乗り方やめよう」という文字を記した。作品については「自転車がうまく描けた」と納得の様子。母の絢子さんは「大きな賞をもらい驚いている」と述べた。 　書道コンクールには全国から約１３９万点、ポスターコンクールには約?万点の応募があった。