首都圏TOPIX 前の記事 もくじ 次の記事

2016.2.6
リンゴ魅力 外国人にも   つがる弘前農協  六本木で「マルシェ」
 
       
つがる弘前農協の新鮮なリンゴが好評を得た
「青森りんごマルシェ」=5日、東京・六本木
 東京都心で県産リンゴの魅力を発信しようと、つがる弘前農協と総合化学会社BASFジャパン(東京都)は5日、六本木ヒルズでイベント「青森りんごマルシェ」を開きサンふじや王林を販売した。

 同社はドイツに本社があるBASFの日本法人で、殺菌剤の生産・販売で同農協とも取引がある。
今回のイベントは農業活性化の一方策として開催。
六本木に多くの外国人が住んで働いていることから、海外への情報発信も狙った。

 会場では、同農協の関係者らがサンふじ、王林を販売したほか、来場者にリンゴ、リンゴジュースを試食・試飲してもらった。
リンゴの販路を拡大するための参考にしようと、外国人を対象にアンケートも行い、県産リンゴを食べた感想などを尋ねた。

 BASFが農協と協力しイベントを開いたのは今回が初めてといい同社の関係者は「国内外の販路拡大などの一助になれば」と述べた。
同農協直販課の三浦隆人課長は「外国人のお客さんにもだいぶ購入してもらった。今回の取り組みを機に海外への情報発信に一層努めたい」と意気込みを語った。