海外旅行に慣れていると聞いていたのに、メールの反応は、どうも心細そう。
当初はカリーナだけで9/4に成田空港から浅草のホテルに行ってもらう予定でした。
でもメールで、一人で座間基地に行くのは不安だといいだし、それでは9/5に休みを取って私が浅草に出向き、一日観光した後で、座間基地まで送って行きましょう、ということになったのです。
でも、本人が飛行機に乗り遅れ、到着予定日がずれてしまったのでしょうがありません。
詳しい行き方を教えて本人一人で行ってもらうことにしました。
泣きそうな声で、飛行機に乗り遅れたとの留守電を聞いた時、
「うっそでしょう。信じられな〜い。」
と思いましたが、これでは来日する前に、日本の印象が悪くなってしまう。
それだけは避けないと…。
9/5分のホテルの再予約(混んでいたらしく最後の一部屋、私が宿泊した日より3,000円高かった)をして、
成田空港に迎えに行く旨を連絡。
最近のホテルのホームページは、日本語以外に英語でも書かれていて、外観、部屋の写真、朝食の料理、成田空港からのアクセスも親切に載っています。
そのホームページはあらかじめ本人にメールで連絡済み。
カリーナからは、アメリカの懐かしい品物はない?と聞かれましたが、
「何にも気にしなくていいので、笑顔だけ持っていらっしゃい」とだけ伝えました。
私達はお互いに初対面。
カリーナと私は当日の服装を連絡し合いました。
私は、
「Welcome to Japan ! CARINA」(カリーナ 日本へようこそ)
と書いた紙を持って空港の出口の最前列で待ちました。
名前を書いた紙のおかげか、カリーナは私がすぐにわかったようです。
彼女はバックパックを背中にかつぎ、ナップサックをひとつ持ち、グレーのフード付きのスエット、赤の野球帽、ジーンズにすっぴん。
身長は160センチくらい(だったけど大きなバックパックのせいで170センチくらいに見えた)、がっちりした砲丸投げの選手ってかんじ。
声は低めで、ゆっくり話す30歳くらいの穏やかな雰囲気です。
20時半に空港で合流して、いざ浅草へ出発。
電車で移動中に、現在、12年間勤めた仕事をやめて充電中とか、11月には南米ペルーへ行く予定とか色々教えてくれました。
浅草のホテルに22時頃に着きチェックイン。
カリーナ「一泊、おいくら?」
私「私のおごりだから気にしないで。」
カリーナにっこり笑い「サンキュー」
朝食を食べる場所を教え、部屋に荷物を運ぶ手伝いをし、テレビで二ヵ国語放送を見る方法を説明。
最上階のスパのロッカーの使い方とスカイツリーが見える露天風呂を案内。
すると、
「明日は浅草をゆっくり見たいので、この辺りでもう一泊したい。」
とのことで、再度フロントで連泊の手続き。
成田に行く前に私が一人で浅草観光をして得た情報や、英語で質問できる観光案内の場所を書き記した地図を渡しました。
8日の朝に、彼女の滞在先の最寄り駅で待ち合わせの約束をして、私はやっと帰宅。
自宅に着いたのは深夜でした。
あ〜疲れた。
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