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2019.9.20
工藤さん(つがる市出身)初入選 新制作展 3部門に1000点の力作
 
       
県人作家の力作が目を引く新制作展
 新制作協会主催の美術展「第83回新制作展」が、東京都内の国立新美術館で開かれている。絵画、彫刻、スペースデザインの3部門に出展された力作約1000点が展示され、来場者が思い思いに作品を鑑賞している。30日まで。

 今回は全国各地に加えて一部海外からも出展され、3部門で計420点が入選した。

 本県関係の入選は、絵画部門で工藤みつ子さん(つがる市出身、東京都)が初入選、三佐川美知子さん(弘前市出身、神奈川県)が再入選した。

 スペースデザイン部門では井澤ふさ子さん(弘前市)、野晋子さん(同)、藤森英恵さん(同)、伊藤清子さん(三沢市)、柳田眞理子さん(おいらせ町)が、いずれも再入選を果たした。

 一方、会員は絵画の佐野ぬいさん(弘前市出身)が、いずれも青を基調とした「風の主題」「青の様式」を、同じく絵画の佐藤柳逸さん(田舎館村)は「野辺残影(A)(B)」を出品し、来場者の注目を集めている。