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2019.1.13
「子どものため」魅力多彩 県美と共同企画 「建築と空間展」
 
       
「黒石ほるぷ子ども館」の模型の前で
説明する板倉容子さん
 県立美術館と共同企画の展覧会「子どものための建築と空間展」が東京・新橋のパナソニック汐留ミュージアムで始まり、11日に行われたギャラリートークで県立美術館の板倉容子学芸員が見どころなどを紹介した。

 同展は保育園や幼稚園、小学校、児童館、公園遊具など、子どものために造られた建築や空間の中から、日本の近現代の建築・デザインの名作を時代ごとに紹介。

 本県からは黒石市の図書館「黒石ほるぷ子ども館」の手描きの設計図面や七戸町立城南小学校県出身の羽仁もと子が創設した「自由学園」小島一郎の写真成田亨のウルトラ怪獣のデザイン原画など多彩な作品が並ぶ。

 2年前から準備を進めてきた板倉さんは「青森県の素晴らしい建築や空間・デザインを東京で紹介できるのはとても有意義なこと。県内の皆さんにも知ってもらえる機会になればいいと思う」と語った。

 同展の青森展は県立美術館で7月?日から。