首都圏TOPIX 前の記事 もくじ 次の記事

2018.2.21
民謡、手踊り 華やかに 津軽民舞踊尾原家流宗家 新年会で舞台展開
 
       
鶴田支部の参加者らと記念撮影に納まる万次郎女家元(前列右)
  津軽民舞踊尾原家流宗家の尾原家会新年会が18日、会員ら100人余りが出席して東京都内で開かれ、津軽民謡と手踊り、津軽三味線で華やかな舞台が繰り広げられた。

 宗家である鶴田町出身の尾原家万次郎女家元は「きょうは昨年結成された鶴田支部からも8人参加してくれ、うれしい限り。毎年たくさんのご縁をいただき、これをずっと大切にしていきたい」とあいさつ。
今年度から尾原家会会長に就任した吉崎治さん(旧金木町出身)が「伝統と歴史ある会の要職を受けたからには、家元の力になりたい」とあいさつをした。また清藤良則東京青森県人会前会長らがお祝いの言葉を寄せた。

 舞台では社中が津軽じょんから節、津軽あいや節などを次々と演じた。津軽三味線澤田流家元澤田勝秋さん、五錦流家元五錦竜二さんら豪華ゲストによる流派を超えた合奏もあり、会場から大きな拍手と声援が送られた。
 最後は家元が津軽よされ節を踊り、得意のたすき早掛けなどを披露して会を締めくくった。