県りんご対策協議会(加川雅人会長)は1日夜、東京・西新橋の現代青森料理レストラン「ボワヴェール」(川口かずのりオーナーシェフ)で「青森りんごファンミーティング」を開き、招かれた各界の著名人が県産リンゴを使った料理に舌鼓を打ったほか、トークショーやミニライブなどリンゴ尽くし≠フ一夜を堪能した。
県産リンゴの魅力を発信してもらおうと、今回は今年度の青森りんご勲章を受章した作家の谷村志穂さん、谷村さんの友人で作家の海堂尊さんのほか、食関連のライターやテレビ制作会社の代表などメディア関係者が招かれた。
この日の料理は、さっぱりとした酸味が料理に良く合う「はつ恋ぐりん」にちなみ、川口シェフが初恋をテーマにレシピを考案。県産リンゴ5種の食べ比べに始まり、青森シャモロックのメイン、デザートのタルトタタンまでのフルコースを提供した。
招待客らは、初めて口にする「はつ恋ぐりん」について「私は好きだな」などと感想を述べ合うとともに、育成者でもある「はつ恋ぐりんの会」の今智之会長の説明に聞き入った。
また、会場の中央にはAI OKADAさん(弘前市出身)制作のクッキーを飾ったクリスマスツリーも設置され、特別な日の雰囲気を演出。アイシングクッキー&ケーキアーティストとして活躍するAIさんは「青森県をかたどったものは型作りから始めた。制作期間は5日ほど」と説明した。 |