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2017.2.15
60年振り返り親睦  青森県相馬会が新年会
 
       
親睦を深めた青森県相馬会60周年記念新年会の参加者

 弘前市相馬地区(旧相馬村)出身の首都圏在住者でつくる「青森県相馬会」の60周年記念新年会が12日、東京都台東区の水月ホテル鴎外荘で開かれ、参加した33人が思い出話に花を咲かせながら親睦を深めた。

 初代会長の成田幸義さんが、60年間の相馬会の歩みや、自身が1953年に集団就職で上京して以降の思い出を振り返りながら、あいさつした。

 成田さんの次女で、パラリンピックメダリストの成田真由美さんも出席し「ここ8年、毎年、弘前大学医学部で講義する機会を得ており、両親に故郷に行く機会をつくっていることが親孝行になっていると感じている」とあいさつ。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックへの協力を呼び掛けながら「首都圏でふるさとを感じるこのような集まりは大事。61回目、62回目と続けてほしい」と話した。

 参加者は60年の歩みを振り返りながら、相馬会のさらなる発展を誓い合った。