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2016.12.8
津軽をモダンに表現   山谷さん 個展 
 
       

西海岸の夕日や津軽の冬を描いた作品などで
個展を開いている山谷さん
 「津軽が生んだ天才画人 山谷芳弘展」が7日から、東京・銀座の松屋銀座マロニエ通り館で開かれている。
津軽をモダンに表現した、山谷さんならではの感性による作品が展示されている。

 平川市在住の山谷さんが松屋銀座で個展を開くのは7年ぶり6回目。
今回はカラフルな色遣いが目を引く新作「般若心経」、津軽の冬模様をシンプルに表現した「白い風景」や「帰路」など約?点の作品が並ぶ。

 本紙に連載した「日々是好日」に使われた「落日」も出品されている。
教員だった山谷さんが若い頃に勤務した西海岸の夕日を描いた作品で、今回は当時の教え子たちも来場する予定だという。

 山谷さんは「津軽をテーマに、明るくモダンに表現するよう心掛けている。現代風のモダンを感じていただければ」と話している。

 個展は12日まで。