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201610.23
「青天の霹靂」やってきた! 全国本格進出 PRイベント 走っておむすびゲット
 
       
人形が持つ「青天の霹靂おむすび」(手前)
を獲得しようと、特設のランニングマシンで
走る来場者ら=22日、東京・青山
 市場デビュー2年目を迎え、本格的に全国進出した県産米「青天の霹靂(へきれき)」をPRするイベント「青天の霹靂がやってきた! 青山青森村2016」が22日、東京・青山で始まった。

特設のランニングマシンで数秒走ると、霹靂で作ったおむすびを人形からもらえるユニークなコーナーが設けられ、来場者が県産米のエースを楽しみながら味わった。23日まで。

 イベントは県が主催したもので、昨年に続き2回目。収穫されたばかりの霹靂を走って多くの人に届けたい―との思いから、今年は「走る」をテーマに掲げた。

 ランニングマシンは、参加者が走ると、おむすびを持った小さな人形が向かい側から稲穂を通り抜けて近づいてくる仕組みで、来場者の人気を集めた。

 おむすびは、塩むすび、陸奥湾ベビーホタテなどの具材入り各1個をセットに1日約800セット用意した。

 ランニングマシンを体験した都内の会社員山上舞子さん(29)=青森市出身=は「人形がおむすびを届けてくれて、すごく面白かった」と笑顔。一緒に来場した都内の会社員長田嶺さん(32)は「昨年も食べたが、今年も甘くておいしい」と満足そうな表情を見せた。

 開村式に出席した青山祐治副知事は「たくさんの人に食べてもらっている光景を見て、ブランド米として販売する決意を改めて持った」と語った。