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2016.9.1
作家7人の個性感じて  佐野ぬいさんら絵画展
 
       
作品「午後の青い視点」(左)などを出展した佐野さん
=東京・日本橋
 弘前市名誉市民の佐野ぬいさん(東京都)ら画壇をけん引する作家7人による絵画展「第14回朱芯会」が31日、東京・日本橋の高島屋で始まり、多
彩な作品が来場者を魅了している。
6日まで。

 展示会は毎年開かれており、互いに仕事を認め合う佐野さん、野村宣義さん、相笠昌義さん、伊藤彬さん、滝沢具幸さん、林敬二さん、宮崎進さんが計42点を出展した。

 佐野さんは「午後の青い視点」「明日のテーマ」など、おなじみの青を基調にした抽象画7点を出展。
朱芯会については「出展者同士が刺激を受け合うことができる。大きな展示会とは違う良さがある」と語った。

 作品「午後の青い視点」は近々、親交のあるノーベル賞受賞者大村智さんに寄贈する予定という。

 出展者の一人である野村さんは「7人の強力な個性を感じてほしい」とPRしている。