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2016.4.22
「飛馬リンゴ」おいしいよ 相馬中生徒 都内で販売体験
 
       
リンゴ販売を体験した生徒たち=21日、東京都内
 弘前市の相馬中学校(原子修逸校長)の生徒たちが21日、東京都内の本県アンテナショップ「あおもり北彩館東京店」前で地元産リンゴの販売を体験した。

 リンゴの販売体験は、生徒にふるさとの良さを再認識してもらおうと、近年は毎年行っている。
今回は同日から3泊4日の修学旅行で訪れた3年生の男女30人が参加し、同市の「生ゆるキャラ」のりんご飴マンが応援に駆け付けた。

 生徒たちは黄色の法被を着て、地元・相馬村農協のふじ「飛馬リンゴ」を1個150円(税込み)で販売。道行く人たちが次々と買い求め、用意したリンゴ約100個は30分弱で完売した。リンゴのほか、リンゴジュースを試飲してもらった。

 生徒会長の澤田茉里香(まりか)さん(14)は「リンゴが売れた時はうれしかった。自慢のリンゴを売ることで、ふるさとをアピールできたと思う」と感想を語った。

 原子校長は「生徒たちは予想以上に積極的に活動してくれた。(この日の体験を)今後の学校生活につなげてほしい」と期待した。