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2016.2.3
地方の菓子、首都圏で 本県は「りんごちっぷす」など4商品  来月29日「駅ナカ」で発売
 
       
JR東の新ブランドとして発売される
「青森のりんごちっぷす」(前列右から2番目)など
 JR東日本は、地方の菓子メーカーが製造した10商品を関連会社の新ブランド「おやつTIMES」として、3月29日に首都圏の各駅にある商業施設「駅ナカ」で発売すると発表した。
地域再発見プロジェクト「のもの」事業の一つで、本県からリンゴのチップスなど4商品が選ばれた。

 本県の商品は「青森のりんごちっぷす」(アップルアンドスナック=弘前市)、「青森の長いもちっぷす」(はとや製菓=青森市)、「青森の南部せんべいラスク プレーン味」「同 シナモン味」(マルカワ渋川せんべい=青森市)。他に福島、茨城、千葉3県の各2商品を含めた。

 JR東によると、各地の食文化を楽しんでもらうことを狙い、パッケージに食材や生産者のストーリーを記した。
少量の食べ切りサイズで、オープン価格だが、1袋200円前後と想定している。駅ナカ約130店舗で販売する。10商品の販売動向を見ながら、種類を増やすか検討する。

 JR東の冨田哲郎社長は2日の定例会見で「(商品の魅力を発信して)人と物の循環を生み、地域を元気にしたい」と語った。