先週お向いさんに救急車がきた。
おっとうも次女も留守の夜。
孫と外を覗いたら近所の人達が何人か心配げに集まっている。
タンカをセットする救急隊員の姿も見えて、なんだかドキドキした。
次の土曜日、仕事が終わる頃おっとうから電話がきて、お向かいのおばあちゃんが亡くなったから線香あげに行くべって。
あー、だめだったんだなあ。
早めに帰っておっとうと並んで道路を渡っている時、「おめ、どごさ行くんだば?!」とおっとうが怒る。
へ?
よく見ると救急車が来たお隣りの玄関に忌の字の黒い布がかけられている。
あ、間違えた...。
こんなことってあるの?
たいした失礼をするとこだったじゃ。
しかし、この流れは誤解を生むよ、うん。
思い込みって怖い。
もしも一人だったら絶対救急車のお宅にお線香あげに行ってたよね。
またドキドキしてきたじゃあ。
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