感謝の気持ちを持ちましょうとはよく聞く言葉ですが。
2月に足の薬指を骨折したことは以前に書いた通り。
それが治った。
初めは急場しのぎで親父サンダル(?)を履いて通勤していた。
添え木をつけて包帯を巻くと思ったより巨大になり、脱ぎ着が楽なスエットをはいて。
黒の親父サンダルにスエットだよ。
ちょっとコンビニに寄るのもなかなか恥ずかしい出で立ちである。
しかし、整形外科の先生が驚くほどの驚異的早さで回復したらしいのだ。
こんな嬉しいことはない。
ないはずなのに治ってみたら当たり前のように歩き、走り、階段を踏みはずしている。
添え木をはずしてもいいと言われた時の喜びはどこへ行っちまったのか、だよね。
普通に歩けるってすごいことなのに。
朝少し出遅れた時に急いで小走りになれるって当たり前ではないことなのに。
忘れちゃうんだよねえ。
だから、感謝の気持ちを持ちましょうと思ってさ。
歯医者の受付だから座らせてもらって仕事を続けられたんだし。
これが右手だったら仕事ができなかった。
足には申し訳ない話だが足でよかったよ。
被害を最小限に、というところ。
ラッキーだったとしみじみ思う。
アンラッキーのおかげでラッキーに気づいた。
なんでもない日常大好き。
|