ケータイを開けたら姪っこ1号がフェイスブックに投稿したと表示があった。
どれどれと早速覗いてみたら重い重い。
一年間の社会人留学から戻ってみたら、それまでに勉強した本を全部妹が処分してしまってたとある。
東京にいる姪っこ2号が1号の荷物を預かっていたらしい。
40万相当のお金はともかくとしても、書き込みもたくさんしており自分が頑張った証だと。
無断で捨てるなんてひどい、と。
1号は理学療法士をしている。
病気で体が不自由になった祖父(ワタシの父ですが)を治してあげたいと一念発起。
能力以上の勉強が必要だったでしょう。
無断で捨てられてしまったことでかなり落ち込んでいる様子。
2号にしてみると狭いアパートのことでスペースは限られているし、次々新しい本で勉強が必要だろうし、何よりごちゃごちゃしているのが大嫌いときている。
うーん、どっちの気持ちもわかるようなわかりきれないような。
けれどもワタシは思ったよ。
あー、ワタシは捨てられて怒るようなものは持ってないなあって。
そんなに一生懸命打ち込んだものがない、と思う。
仕事にしている保険請求は勉強したけどあれこれ捨ててしまった。
1号には新しい本を読みなさいという神様からのメッセージかもしれないよと送った。
良い事ではないのに少し羨ましいと思ったことである。
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