3歳になる孫のみーこがよく「ま、いっかあ」と言う。
かなり諦めが早い。
どこでそんな言葉を覚えたのかしらと思っていたらどうもばぁばのワタシが言っているようだと気がついた。
そういえばよく言ってる。
この前も砂肝とネギをバターで炒めようと思ったらバターがほんの少ししかなくて「ま、いっかあ」とサラダ油足して決行しちゃったし。
ちよっと物足りない味ではあったが家族で完食。
あれがない、これが足りないとブーブー言ってるよりいいんじゃないかと自分を正当化したりして。
でも世の中には「ま、いっかあ」が好きじゃない人もなかなか多い。
好きじゃないと言うより許せないって人もかなりいると見た。
そんな人からみたら私は完璧人間失格ですわ、ええ。
でも3歳の女の子がおやつをこぼしたり、お人形の靴がなかったり、それなりのアクシデントに出会った時に「ま、いっかあ」の一言で仕事を済ませる様を見ると(済んではないんだけどね)それもありかなと思う。
「どうしよう」よりはいいんじゃないか、ってね。
「どうしよう」って立ち止まるより「ま、いっかあ」の方が一歩前進してるような。
ま、いっかあ族の主婦があずかる神棚のお神酒はよくよく拝借されて、常に新しいワンカップが上がっております。
たぶん我が家の神様も「お水は毎朝取り替えてくれるからま、いっかあ」っておっしゃってることでしょう。
なんか書いてるうちにただの自己チューじゃんと思えてきてちょっと恥ずかしくなってきた。
ま、・・・いっかあ。
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