2006/12/29
「暮れの歯医者にて」


12月に入ってからおらが働いてる歯医者に、78才のおばあちゃんがみえた。
新しい入れ歯を作りたいそうだ。

ご常連さんだから診察券と保険証忘れても顔パス。
そういえば入れ歯がないってバックの中からポケットから全部ひっくり返して探したあと、うちの女の子の「ちょっとお口開けてみてぇ」の一言で解決したこともあったな。

特別公開!歯科医の小道具

腰が曲がってるから歩くのも一歩一歩ゆっくりだ。
顔と地面の距離がかなり近いだよ。

待合室で他の患者さんと天気の話とかするうちに、おばあちゃんがバスに乗って帰ると知るとみなさんソリャタイヘンダ!という表情をされる。

新しい入れ歯ができるまでは4回の来院が必要。

3回目の時はお母さん、患者さんが同じ方向だから一緒に帰りましょうと申し出てくれた。

4回目は青年患者さんが歯医者の前に自分の車横付けして「おばあちゃん乗って」と声をかけてくれた。

なんかこういうのいいでしょう〜。おらまでほんわか優しい気持ちになりました。
平成18年の〆の話題にぴったりでね〜が?

まんず年の暮れ、ひよこちゃんにはゴーゴど嬉しいことが起こるようにパワー送っておくはんでの。

しおまめこより
もくじ