2006/09/8
「発明王


ひyoこchanへ

「通販生活」っていう雑誌、読んだことある?
去年だったかおととしだったか
『暮らしの道具大賞』っていう企画があって、
それに応募したことがあるワタシです。

大賞の賞金は30万円也。
ねっ、頑張っちゃうでしょ!

発明っていうのは「こうなると便利」とか
「もう少しこうしたい」っていうのがひらめきの原点でしょう?
ってえことは、不服・不満の先にあるものが、発明なわけだ。
ワタシなんか不満のかたまりなんですから、
もうアイディアが湧いて湧いて困っちゃう。

いっしょに応募するという友達にはメールで
「悪いなあ・・・こんなワタシが大賞いただいて。
焼き肉でもごちそうするからね〜。」なんて余裕こいて。
ま、むこうからも同じようなメールが返ってきたけど

ちなみにワタシの自信作はその名も
「バター分割機」。
焼き肉やるときの網をちょっと変えるとできると思うんだよね。
バターのサイズの長方形にして、もう少し細い針金使って、
それをバターに押しあてると、
なんと一瞬でバターを20分割にできるというすぐれもの。

自信満々で送って、自信満々で発表を待ちましたが、
結果は選外落選。

なぜ?

マガジンハウスからはとても丁寧なお手紙を添えて、
応募作品が送り返されてきました。
封筒の中には、冷蔵庫を開けたとき、冷気が逃げ出すのを防ぐ
ビニールシートが入っていました。
参加賞ってやつですね。

というわけで、うちの冷蔵庫を開けると登場するビニールの のれん ・・・
30万円ですから。

一緒に応募した友達のところでもはってあります。

みんな 見る目ないよね。
しおまめこより     
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応募作品「バター分割機」 illust & comment  by  前衛アーチスト shiomameko