東京なりゆき通信2016 vol.2 | 大阪 | 2016.2.2 | ||||||||||||
出張で大阪に行ってきました。いいですね、大阪。何度か訪れているのですが、そのたびに大阪の人や街が持つ独特の雰囲気に癒やされてきました。今回も同じ。関西弁は話せないのに、気持ちは「やっぱ、好っきゃねん、大阪!」となってしまいます。
会場は大阪駅近くの大阪第一ホテル。通称「マルビル」。なるほど建物が円柱形。丸いビルだからマルビル。さすが大阪、なんて分かりやすいのでしょう。これがまたちょっと古めかしく、情緒たっぷりのたたずまいなのです。 さて、近畿県人会の総会・懇親会ですが、古里よりも長く近畿圏で生活しておられる方が多いだけに、皆さんすっかり関西人。昨年津軽から出てきた「にわか東京人」には皆さんが「吉本の芸人」に見えてしまいます。なぜかって? それは皆さんのそれぞれの話が面白く、大抵の話には必ずと言っていいほど「落ち」が付くからです。無意識なのでしょうが、つかみで笑わされ、途中も大笑いし、最後もどっと笑ってしまう。実に楽しい懇親でした。 乾杯で始まってから最後まで和気あいあい。津軽民謡が絶え間なく歌われ、踊りも飛び出す。これぞ宴会という流れ。誰かが「福士加代子がトップ独走やで!」と、その日、懇親会の時間帯に行われた大阪国際女子マラソンの情報を伝えると、「優勝するまで(宴会の)締めはお預けや」。さすが青森県の応援団です。そう言えば、センバツに本県から2校が出場することが話題になったのですが、「2校だと大変やな」と少しも大変そうでない笑顔で話すのです。
私事で恐縮ですが、息子がバスケットボールで大阪でのインターハイに出場した際、近畿県人会の方々が会場を訪れ、元気いっぱいに応援してくださいました。まさか、その方々とこうして席を並べお話しができるとは。これも縁なのでしょうね。 縁と言えば、会合でわが古里・藤崎町出身の方と会いました。お話しすると、同級生の姪っ子さんでした。古里の話で盛り上がっているとステージから声がかかり、彼女は「ちょっとごめんなさい」とすぐさまステージへ。歌のうまさもそうですが、そのフットワーク、ノリのいいこと。やはり「芸人気質」なのでしょうね。 大阪に行くときはいつもなら難波が多いのですが、今回は梅田。「ミナミ」と「キタ」。どちらもいいですね。機会があればまた行きたい大阪の街です。 ▼もくじ |