東京なりゆき通信 vol.12　　師走 2015.12.15

２０１５年もあと半月。本当に１年ってあっという間ですね。４月に東京に来て一番困ったのが暑さでした。春先から暑いし、夏は真夏日の記録を更新するし…。それがいつの間にか涼しくなり、今は寒くて震えています。東京がこんなに寒いとは思いませんでした。雪と寒さには慣れているはずの津軽衆なのですが、暑がりで寒がりなものですから、困ったものです。 　師走。東京の街は電飾で冬化粧しています。気温が下がって空気が澄んでいるからか、イルミネーションはもちろんですが、見慣れた繁華街のネオン、酒場の看板さえ、夏とは違う輝きを放っているような感じがします。 　先日は麻布十番で忘年会。初めて訪れる街ですが、麻布十番に行くなら六本木ヒルズ周辺を見なければなりますまい。イルミネーションで輝く六本木。平日なのになぜこんなに人がいるのでしょう。しかもほとんどがカップル。スマホを手にきょろきょろしている自分はまるで不審者のようでもありましたが、新聞社の人間はそういうことは全く気にしません。 少し進むと、何やら人だかりが…。 東京タワーの撮影ポイントなのだ そうです。 「東京タワーってこんなにきれい だったっけ」とまずは１枚。 次はいよいよ、けやき坂。ですが、ヒルズからけやき坂方面に降りる階段を間違え、慌ててＵターン。きょろきょろしながら階段を見つけ進むと、う〜ん、これはすごい。これぞイルミネーションっていう感じでした。弘前のイルミネーションにいつも感激しているのに、「これはちょっとグレードが違う！」。 　　しかもすごい人。スマホで写真を撮る人がいっぱい。ですが、人に遠慮せず前に出て写真を撮るのが新聞社の人間。で、１枚、２枚。 街路樹の中にはハートマークのイルミネーションもあって、そこは女子高校生に撮影ポイントを譲り、満を持してスマホを向けると、ハートマークが青から赤、黄色へと変化。隣の同年代のようなカップルが「いいわね」「いいね」と会話しているのを気にせず、シャッターを押しました。 　 　「きょうはいい写真が撮れた。さあ、麻布十番へ向かうか」と思ったら、待ち合わせまではまだまだ時間がありました。 　というわけで、ヒルズの隣にあるテレビ朝日におじゃましました。ロビーには「相棒」「科捜研の女」などいつも見ているドラマや番組のコーナーがあるではありませんか。うれしかったのは「ドラえもん」。ついついシャッターを押してしまいました。 　さてさて、４月に始まった「なりゆき通信」。２０１５年は今回が最後かな？ 先日、古里の同級生から「もっとマメに更新しろ」とお叱りを受けました。 　ご指摘を真摯に受けとめ、来年は頑張ります！（でも月１回ペースかも）。

▼もくじ