京都で予期せぬ高校生の歓迎をうけ、気を良くしたカリーナは大阪へ向かった。

きっかわさんと９月１２日、無事に合流し、大阪城を観光、梅田でショッピング。

道頓堀では「くいだおれ」の人形前で記念写真。 ランチは本場のおいしいお好み焼き。

次の日もきっかわさんと奈良を観光。

奈良といえば、神様の使いといわれる鹿。
散策途中でカリーナは、鹿に鹿せんべいをあげて大喜び。

「この鹿はとってもハングリーなのね。　わぁ〜。どんどん集まってくる。手までかまれそう。」

カリーナが「きっかわさんが鹿にお尻を噛まれた〜。」とまたまた大笑い。

きっかわさん「まるで鹿が『こら、おれに鹿せんべいよこせ〜』と言ってるような感じでしたよ。 」

大仏を見て、お寺をまわり、ランチは柿の葉寿司懐石料理をごちそうしてもらいました。

１４日は、すもすもくんが自家用車で早朝にホテルまで迎えに行き、カリーナのバックパックをトランクに積んで出発。

当日の予定は、大阪市内→和歌山城→住宅工場→ホームセンター→大阪南港ＷＴＣ→新大阪駅と、かなりなハードスケジュール。

時間を有効に使うために、車を出してくれました。

住宅の建設会社勤務の彼は建築士・カリーナが興味を持ちそうな住宅用木材工場を見学先にチョイス。

カリーナ「ヒノキとかヒバとかスギとか、木によって全然かおりが違うのよ。とても興味深かったわ。　」

すもすもくん「そろそろアメリカン・フードが恋しいでしょう。ランチはマクドナルドにしょうか？」
カリーナ「い…、いいわよ。」
すもすもくん「冗談だよ〜。マックは帰国してから食べてよ。」
「えぇ〜っ、からかったのね。」 ってなことでお昼は超高層ビル48階で景色を楽しみながらワールドビュッフェを堪能。

「デザートがおいしくてアイスクリームをお代わりしちゃったわ。」

皆さんもそろそろお気づきかと思いますが、カリーナはスイーツには目がないのです。

１５時発の新幹線にカリーナが乗るのを確認し、すもすもくんが新大阪駅でお見送り。

東京まで約３時間かかるとして１８時過ぎには最寄り駅に着けるようにと、ひとり娘の父親であるきっかわさんが、くれぐれも遅くならないよう、すもすもくんに念を押していました。

後日、カリーナに大阪のホテルの環境を確認したところ、

「全然、なんともなかったわよ。夜も大丈夫だったし。南米では、もっとこわいところにも行ったわ。 でもきっかわさんは、心配して『何かあったらすぐに電話をよこしなさい。夜中でもかまわないから。』って、いってくれたの。」

すごく楽しい時間を一緒に過ごしたようです。

きっかわさんとすもすもくんにまるで「プリンセス」のように対応してもらったと大変喜んでいたカリーナでした。