Dandy?渡邊のCity日記 vol.14  The Last Dandy 2015..3.30

 ♪あした私は旅に出ま〜す あなたの知らない…(by狩人)♪ タイトルからもお分かりでしょうが、Dandy?は4年間の花の都支社勤務を終え、4月1日付で本社(編集局長)へ異動となります。この4年間、東京青森県人会の皆さんをはじめ本当に多くの方々と出会い、親しくお付き合いさせていただきました。心からの感謝の気持ちを込めて最後のCity日記をお届けします。

 思えば、あの3・11大震災から20日後の2011年3月31日、いまだ陸路が寸断されたままで唯一の移動手段だった空路の最終便で東京入り。首都圏でも物流はまだ麻痺状態で、4月3日には県人会の皆さんが寒さに震えながら錦糸町で花見をしている中、一人お値段以上♂ニ具店で寝具や照明など最低限の品をそろえ、軽トラ1時間無料貸し出しのサービスを使って汗だくになっていたことを、きのうのことのように思い出します。

 それでも震災の影響で県人会の総会が例年の2月から4月へずれ込んだことで、多くの会員を前に自己紹介と着任のあいさつができたのはDandy?のことを早く知っていただく上で大いに助かりました。塩谷家久事務局長の心遣いに感謝です。また総会の流れで、工藤源次郎さん(現副会長)に「お前は田舎の香りがするから、もうちょっと付き合え」と二次会に誘っていただき、初対面ながら一気に会員の皆さんとの距離が縮まったことも後の業務には大きなアドバンテージとなりました。

     優しくしないで!

 明治大学在学中、学業そっちのけで飲食の付き合いをはじめ社会勉強にいそしんだのは決して間違いではなかった? 異動が決まってからは取引先や支社長仲間の送別会に加え、県人会の有志や個人に連日お引き回しをいただいており、感謝の極み。もっと厳しい言葉をいただきたかった方にも「お前が歴代の中で一番親しめる支社長だった」(本当は褒められて伸びるタイプです)、「ナベちゃんは無口だけどニコっとする笑顔が…」(きゃ〜っ、 お姉さんキラー!)、「連日、送別会大変だべばて、それもサト(さとし)の人徳だ」(駒形どぜうめがった)と優しい言葉を掛けていただき、ただでさえ涙もろいDandy?は感涙にむせぶ毎日です。
 
     後任もよろしく!

 Dandy?の後任は成田幸男といいます。藤崎町出身で弘前高校、弘前大学卒の54歳(着任早々55歳に)。体格はDandy?を縦にも横にも一回り大きくした感じで、つぶらな瞳?。酒は嫌いではなく飲めないタイプでもありませんが、訳あって若干セーブ中。カラオケはDandy?のEXILE、ミスチルより若干古めのサザン、井上陽水、吉田拓郎系。東京在住経験がないお上りさん¥態なので、ふるさと会などの会場付近で明らかに迷っている男がいたら声掛けしてください。
新旧のおばか℃x社長


 百聞は一見にしかず。先日、マンションの契約と業務引き継ぎに来たときの某高級料亭(という名の鮮魚店)での一コマです。こんな感じですからよろしくお願いします。愛称も公募中!
 






       EPILOGUE(エピローグ=終章)
 
 慌ただしく過ごした最後の3月。City Boy?からCountry Boyに返る日までカウントダウンが始まると、次第に東京を離れがたい感情が高まってきます。そんな時に思い出す場面は「私はきょうでユニホームを脱ぎますが、わが巨人軍は永久に不滅です」(ミスタージャイアンツ長嶋茂雄の引退セレモニー)、「私たちは、私たちは幸せでした〜(号泣)」(キャンディーズのラストコンサート)、「Thank you for your Kindness/ Thank you for your Tenderness/ Thank you for your Smile/ Thank you for your Love/ Thank for your Everything/ さよならのかわりに」(山口百恵ラストステージ=白いマイクをそっとステージに置いて惜しまれながら引退)etc。
 
 
後ろ髪を引かれる思いで支社を
後にするDandy?

 引退セレモニーだけが並んでしまいましたが、Dandy?は決して引退する訳ではありません。というか、むしろこれからが正念場、真価を問われる時です。取りあえず後ろ髪を引かれる思いで東京をいったん離れますが、年に1回は出張もあるはずですし、皆さんも弘前へおいでの際はぜひ本社にお立ち寄りください。県人会の皆さんが大好きでした。へば、最後に1曲。 ♪私は私はあなたから旅立ち〜ます〜♪       
              (FIN)
 




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