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2019.2.15
遺産登録へ意見交換  縄文遺跡群 「応援隊」が首都圏会議
 
       
縄文遺跡群の世界遺産登録に向けた取り組みについて
意見を交わした「元気あおもり応援隊」の首都圏会議
 県内出身者や本県ゆかりの有識者らで構成する「元気あおもり応援隊」の首都圏会議が13日夜、東京都内で開かれ、応援隊メンバーと三村申吾知事が、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録に向けた取り組みについて意見を交わした。

 県の施策について提言してもらうことを目的に毎年行われており、今回は首都圏で委嘱されている35人中、18人が出席した。

 会議では三村知事が「縄文遺跡群は来年度の文化遺産の国内推薦候補に選ばれ、ユネスコに推薦されると確信している。2021年の登録実現に向け関係自治体が一体で取り組んでいる」などとあいさつ。岡田康博世界文化遺産登録推進室長が縄文遺跡群の概要や価値、登録に向けた本県などの取り組みを説明した後、意見交換に移った。

 応援隊メンバーからは「海外で価値を認めてもらうためには世界最古の都市≠ニいった分かりやすいアピールが必要」「縄文時代の文化や食が、現代にもつながっているというリアリティーを強調しては」といったさまざまな意見が出た。