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2018.10.19
高校生の職業紹介改善を ひろさき産業振興サポーター 都内で情報交換
 
       
企業誘致と産業振興をテーマに行われた情報交換会
 首都圏在住の弘前市出身者や、ゆかりの人物と情報交換を図る「ひろさき産業振興サポーター」の初の情報交換会が18日、東京都内で開かれた。
 昨年度までの「ひろさき仕事おこし応援隊」を見直し、企業誘致と産業振興をテーマに絞った。

 出席したサポーター5人(代理含む)に対し、櫻田宏市長は「地方でも人手不足は深刻であり、その中でいかに生き残るかが大きな課題」とし、「首都圏で活躍するサポーターに意見を聞き、施策に役立てたい」とあいさつした。

 意見交換では「人材の育成もそうだがまず人が集まらない。高校生の職業紹介の仕組みを改善すべき」「若い世代に弘前の魅力が知られていない。桜やリンゴ、ねぷたなど素材はあっても、断片的なアピールになっている」などと指摘や提言が相次いだ。

 これらを踏まえ櫻田市長は「貴重な意見を踏まえ、弘前で暮らしてよかった、暮らしてみたいと思う人が増えるよう取り組みたい」とし、理解と協力を求めた。