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2018.7.10
3DやVR体験を 県美で「めがねと旅する美術展」  飛地展示で 魅力紹介
 
       
 県立美術館で20日に始まる企画展「めがねと旅する美術展」の「東京飛地展示」会場で7日、オープニングトークが行われた。杉本康雄館長が来場者に「ここで感じた思いのまま、青森を訪れて企画展や美術館そのものを体験してもらいたい」と呼び掛けた。

企画展の魅力を紹介する杉本館長(右)
昨年の企画展に続く飛地展示は羽田空港に近い東京都大田区の倉庫が会場。6日から22日まで、県美にも出品する作家らが、3D(立体)眼鏡で鑑賞する作品などを展示している。

 7日は会場でオープニングトークイベントが行われ、飛地展示の企画に携わった澤隆志さんが進行役を務め、作家の五島一浩さん、片岡純也さんらが作品の意図、工夫した点などを紹介した。

 杉本館長は「『めがね―』は体験型の企画展で、アニメや仮想現実(VR)もあって子どもにも楽しんでもらえるはず」とし、「飛地展示で何かを感じてもらい、東京から企画展の魅力を発信できれば」と狙いを語った。