首都圏TOPIX 前の記事 もくじ 次の記事

2018.5.22
深浦サーモンいかが 都内の鮮魚店フェアで町長ら 初の試験販売
 
       
首都圏に初お目見えした深浦サーモン
(魚力・東京スカイツリー・ソラマチ店)
 旬の深浦産の水産物をPRする「青森・深浦フェア」が21日、鮮魚小売業「魚力」(東京都)の店舗で始まった。このうち東京スカイツリータウン・ソラマチ店では、町が弘前大学などと養殖試験を進めている「日本海深浦サーモン」が初めて販売され、吉田満町長ら関係者が精力的にPR活動を行った。

 5回目となるフェアは27日まで、魚力の都内外の64店舗に、西海岸産のマグロやタイといった水産物、「つるつるワカメ」など同町の特産品を並べている。

 今回は養殖サーモンの水揚げが今年約60d見込まれるとともに、今秋までに漁業権の取得も目指していることから、「大消費地の反応をぜひ見たい」(吉田町長)と試験販売を企画した。

 吉田町長は「漁獲量が減少する中でサーモンの養殖に懸ける関係者の期待は大きい。欧州の養殖物と比べても遜色なく、多少値が張っても国産物として受け入れてもらえるはず」と語った。