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2018.1.16
津軽塗技術を応用 久保さんが作品展
 
       
独自のデザインと色合いが目を引く久保さんの作品
  弘前市在住の漆工芸家久保猶司さんの作品展が16日まで、東京都内のデパートで開かれている。津軽塗の技術をベースに、現代の暮らしに合うようなインテリアやアクセサリーなど約100点を展示、販売している。

 月の満ち欠けを表現したものや、?金を使った三日月が目を引く壁掛けパネルをはじめ、オブジェ、アクセサリーや小物などが並び、多彩な色合いやユニークな形状が、従来の津軽塗作品と一線を画す。

 久保さんは「(津軽塗は)もっと作り手の個性や感性が表現されていい。現在の暮らしに合うよう色やデザインを工夫しており、こんな漆器があることを知ってほしい」と話した。