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2017.11.8
津軽の伝統料理に舌鼓 新橋 ボワ・ヴェール 高木の詩にも親しむ
 
       
山内さん(左から2人目)と小畑さん(同3人目)の
軽妙なトークを楽しむ参加者
 県産食材を使った現代青森料理などが人気の、東京・西新橋のレストラン「ボワヴェール」(川口かずのりオーナーシェフ)で3日、津軽にこだわったイベントが開かれた。
参加者は津軽の伝統料理を味わうとともに、方言詩人・高木恭造の作品などを通じて津軽弁に親しんだ。

 3回目となるイベントは、津軽でも失われつつある郷土料理を味わうとともに、高木の孫で紀行作家の山内史子さん(青森市出身)をナビゲーターに、高木の詩などを通じて津軽弁の魅力を知ってもらい、本県に足を運ぶきっかけになればと毎年行っている。

 この日は高木が好んだチキンライスやステーキのほか、ゼンマイの白あえ、ニンジンの子あえ、けの汁といった郷土料理などが並び、参加者?人は思い思いに皿に取り分けて舌鼓を打った。

 また山内さんは、ライターの小畑智恵さん(同市出身)とともに津軽弁の魅力を紹介。
津軽でもエリアによって言葉は違うとし「転校生が来ると『あれなまっちゅう〜』などと会話する」などと話して笑いを誘っていた。