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2017.5.22
渡邊さん(黒石)ら入選  27日まで旺玄展
 
       
初出品で入選した渡邊さんの作品(上段中央)
 美術公募団体・旺玄会の第83回旺玄展が20日から、東京・上野の東京都美術館で始まった。
全国から639点の応募があり、本県からは初出品の渡邊司さん(黒石市)が入選した。

 渡邊さんの「錦秋」は、色鮮やかに染まる山の風景を描いたクレパス画で、画材独特のしっとり感と油絵のような重厚感を併せ持つ作品。
ほかに高橋峰樹さん(弘前市)の水彩画「秋の行軍」、松山紀代子さん(同)の日本画「道端」が一般入選し、松山さんは会友に推挙された。

 同展には同会青森県支部長の橋憲悦さん(青森市)、花岡トキさん(つがる市)、川嶋曜さん(同)、八木橋リウ子さん(同)、前田栄子さん(弘前市)が出品している。

 また、会場では企画展「わがふるさとの山河」が同時開催されており、橋さんの「岩木山と林檎と香り」、高橋さんの「岩木川」が展示されている。

 旺玄展は27日までで会期中無休。