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2017.3.3
自慢の温泉もやしいかが 三井住友銀で初の大鰐フェア 行員4000人に物産PR
 
       
東京・丸の内の三井住友銀行本店で大鰐温泉もやしなど大鰐町の物産を販売する「津軽・大鰐フェア」が2日始まった。
行員4000人が勤務する本店の物産展は高いPR効果がある。これまでは県や市単位だったが、今回は大鰐町が初めて、地方の小規模の町として出展を実現した。

多くの行員でにぎわう三井住友銀行本店の
「津軽・大鰐フェア」
2日間の物産展では大鰐温泉もやしをはじめ、サンふじ、リンゴジュース、大鰐産「青天の霹靂(へきれき)」、木工品などの特産品を販売。

大鰐町からは町職員、おおわにコンシェルジュらが訪れ、商品をPRした。食堂では大鰐温泉もやしを使った食事も提供され、人気を呼んでいた。
 
行員の細田美紗さん(30)は「青森のリンゴを初めて食べたがとてもおいしかった」と笑顔。
大鰐温泉もやし入りのラーメンを食べた行員の桑原律男さん(49)は「しゃきしゃきしていて、もやしの食感が全然違う」と感心していた。


物産展の盛り上げにひと役買った齋藤沙希さん
(左)の津軽三味線ミニライブ
 会場では、弘前市出身の齋藤沙希さんの津軽三味線ミニライブも行われ、物産展を盛り上げた。
 
物産展について、同行公務法人営業第一部の百留一浩部長は「行員が4000人いるのでPR効果は大きいと思う」と話した。催事コーナーなどを担当している室町商事によると、出展者から手数料を取るが、今回はそれを大鰐町に寄付するという。

 
プロジェクトおおわに事業協同組合の相馬康穫副理事長は「開店と同時に多くの方が来てくれた。予想以上の反響」と話していた。