日中韓芸術文化大賞を受賞した版画 「早春、太宰治の里」と鈴木さん 　日本、中国、韓国の芸術作家が出品する第２２回ＢＥＳＥＴＯ美術祭東京展で、青森市の鈴木廣さんが出品した版画「早春、太宰治の里」が日中韓芸術文化大賞を受賞した。作品は１７日まで、東京都文京区の日中友好会館で展示されている。 　同展は美術団体ＢＥＳＥＴＯ主催、國際美術交流協会、中國書法研究院が共催。 県文化振興会議理事長など務める鈴木さんは、主催側の求めで太宰の生家斜陽館を描いた作品を出品した。 　鈴木さんは１４日の開会式に出席、オープニングパーティーで表彰を受けた。同展は日中韓の作家２００人が参加する国際交流展。鈴木さんは「あまりに大きい賞で驚いている。太宰を題材にしたこと、津軽の風土を描いたことなどが評価されたと思う」と受賞を喜んでいた。