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2016.7.6
「地域資源」活用PR 弘前デザインウィーク 市長が取り組み説明
 
       
 「地方創生」に向けた取り組みを自治体に呼び掛けているイベント企画会社「TOKYO DESIGN WEEK」(東京都)の発表会が5日、都内で開かれ、弘前市の葛西憲之市長は市民参加によるシティプロモーション戦略「HIROSAKI DESIGN WEEK(弘前デザインウィーク)」をPR、地域資源を生かした商品開発や観光コンテンツの開発に一層取り組む方針を強調した。   

天守曳屋などを説明する葛西市長(右奥)
=5日、東京都内
  発表会では、同社の呼び掛けに応じて事業を展開する弘前市のほか、神奈川県藤沢市、奈良県飛鳥地域(橿原市、明日香村、高取町)も地元での取り組みを紹介した。

 葛西市長は、地元に桜、弘前城、津軽塗やブナコといった伝統工芸、リンゴなど多彩な地域資源があると説明。観光振興に向けた創造的な取り組み例として、弘前城の天守曳屋(ひきや)、堀に見られる桜の「花筏(はないかだ)」などを紹介した。

 花筏については、うまく作るために堀の水流を設備で調整していることを説明し「弘前がクリエーティブな発想でつくり出したものだ」と強調「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」として紹介されたことをアピールした。

 今年秋には「RINGO(リンゴ)」をテーマに、各種イベントを開催することなども説明した。